第6号
巻頭言
鈴木 三郎(日本ヤスパース協会理事長)
『哲学』における実存の根源の暗さについて
越部 良一(早稲田大学大学院博士課程)
ヤスパースにおける権威の意義について
平野 明彦(日本大学大学院博士課程)
<第五回大会>
[研究発表要旨]
(1)ヤスパースとレヴィナス ―― 比較の試み ――
佐藤 真理人(早稲田大学助教授)
(2)ヤスパースの包括者について
羽入 佐和子(お茶の水女子大学講師)
(3)例外と真理 ―― ヤスパースにおける突破の概念 ――
盛永 審一郎(一の関高等専門学校助教授)
(4)金子倫理学とヤスパース哲学
小林 靖昌(岐阜大学教授)
<第六回大会公開講演要旨>ヤスパースの教育哲学 ―― その現代的意義
――
増渕 幸男(東京電機大学教授)
[研究発表要旨]
(1)ヤスパースにおける実存の開顕化と現実化
―― 開顕性をめぐる闘い ――
中山 剛史(早稲田大学大学院博士課程)
(2)ヤスパースとハイデッガー
――実存の構造化をめぐって ――
西野 真由美(お茶の水女子大学助手)
(3)ヤスパースと解釈学
―― 真理の基準としての「権威」をめぐって ――
佐々木 一也(立教大学専任講師)
ドイツ・スイス留学体験記
沼田 隆(愛知教育大学助教授)
歿後二十年記念・ヤスパース会議に参加して
福井 一光(玉川大学助教授)
故松浪信三郎理事追悼
岩波 哲男(早稲田大学教授)