第8号
巻頭言 グレゴリオ聖歌を聞く ―― ハイデガーとヤスパース ――
武藤 光朗(社会思想家)
実存と羞恥 ―― ヤスパース羞恥論の実存論的・存在論的意義 ――
原 一子(聖学院大学助教授)
ヤスパース『哲学』における超越の構造
平野 明彦(日本大学非常勤講師)
<第九回大会>
[研究発表要旨]
(1)ヤスパース思想と実存的教育の可能性 ―― <包括者>論と<コミュニケーション>論を中心に
松丸 啓子(筑波大学助手)
(2)哲学的信仰と真理
原 一子(聖学院大学助教授)
[同シンポジウム要旨] テーマ
: ヤスパースと現代
(1)ヤスパースと現代の精神的状況
福井 一光(玉川大学助教授)
(2)ヤスパースと現代 ―― 教育学の視点から ――
増渕 幸男(日本女子大学教授)
(3)ヤスパース哲学と現代
林田 新二(電気通信大学教授)
(4)現存財としての国家と実存的思考
山下 太郎(静岡大学名誉教授)
(5)司会者からの「あとがき」
伴 博(早稲田大学教授)
<第十回大会>
[研究発表要旨]
(1)ヤスパースの教育哲学における「子供」の位置
深谷 潤(国際基督教大学大学院)
(2)ヤスパースにおける哲学の方法としての超越について
平野 明彦(日本大学非常勤講師)
[同シンポジウム要旨] テーマ : ヤスパース哲学と宗教
(1)哲学手信仰の可能性
岩波 哲男(早稲田大学教授)
(2)ヤスパースと仏教 ―― 空・虚空・包括者 ――
河波 昌(東洋大学教授)
(3)ヤスパース哲学は宗教哲学か
峰島 旭雄(早稲田大学教授)
<第三回国際ヤスパース会議(モスクワ)報告>
(1)世界哲学としての包括者論
羽入 佐和子(お茶の水女子大学助教授)
(2)人類における交わりの成立の最深の条件 ―― 交わりにおける「トポス」の理論
――
増渕 幸男(日本女子大学教授)
(3)仏教の本質とヤスパース哲学
福井 一光(玉川大学助教授)