第20号
巻頭言 ヤスパースの「事実的に究明すること」について
中島 徹(協会理事)
[公募論文]
『現代の精神的状況』におけるヤスパース宗教哲学の端緒
藤田 俊輔(京都大学大学院)
<第二十九回大会>
[公開講演]
ヤスパース技術論の批判的検証とその可能性
福井 一光(鎌倉女子大学教授)
[研究発表要旨]
(1)二つのExistenz
―― フッサールとヤスパース
――
橋詰 史晶(早稲田大学大学院)
(2)ヤスパースとハイデガー
―― 実存に基づいて哲学することの意味をめぐって ――
内藤 麻央(早稲田大学大学院)
(3)マルセルのヤスパース批判
―― 実存の解釈と「交わり」をめぐって ――
大沢 啓徳(早稲田大学非常勤講師)
[研究ノート]
ヤスパースの龍樹解釈の再論
嶋田 毅寛(大正大学綜合佛教研究所研究員)
[エッセイ]
ヤスパース哲学における水のイメージ
酒谷 剛史(日本ヤスパース協会会員)